戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

友人と話すこと。

今日、ゼミの同期が昨日の僕のブログを読んでくれて

「ジョブ型大学」と「非ジョブ型大学」について

また、これからのキャリア教育について話し合いました。

 

これからの「非ジョブ型大学」はどうなっていくのか、どうしたら一番良い方法なのか、その現状を踏まえて私たちにはこれから出会う子供達の一生涯の幸せを保証するためには何ができるのか、いろいろ話し合いましたがまだ僕の知識不足や考えの及ばないところもあり、はっきりとした答えは出せていません。もっともっと精進していきます。

 

話し合いの中で夢が決まっていない子はどうするのがいいのかという話をしました。

夢が決まっていてその芯がとても堅いものであるのならそれに合った大学へ進めば良いと思います。それが「ジョブ型大学」でも「非ジョブ型大学」でも。

しかしまだ決まっていない子はどうするべきか。今の現状を考えると「ジョブ型大学」に進んで手に職をつけていく方が安定なのか、でもそうするともし本当にしたいことを見つけた時にその本当にしたいことをするためにたくさんの労力、お金だってかかるかもしれない。そもそも安定した職が幸せと考えるのか、幸せの先に安定した職があるのか、たくさんたくさん友達と悩みました。

 

そしてこのまだまだな頭で考え出した今現在の答えです。

①自分の幸せを自分で創出できるような幸せに関するキャリア教育を行っていく。

②キャリア教育を「先生対子ども」でするのではなくて「子ども対子ども」で行うこと。

 

進路相談というと静まり返った教室で先生と子どもの二人きり、時には保護者の方を交えた三人で行っていくもののイメージが僕にはあります。そんな場面で「手に職が合った方がいいからジョブ型大学に進みなさい!」といって子どもが納得するでしょうか?僕だったら到底納得できません。それにそんな指導を30人全員にするのでしょうか?絶対熱量が個々によって変わってくると思います。この子は大丈夫とかこの子は危ういとか。大丈夫だと思っている子だって何かしらの不安を抱えているはずです。

 

私たちにできることは多様な情報を提示し、それらを課題として出すことだけなのかなと思います。夢を持ってない子に僕たちが夢を個人に与えることはできません。しかし、子ども達同士の中で「お前はこっちが向いてるからこのジョブ型大学がいいと思うよ。」とか「あなたの幸せを聞いて考えたら奨学金の借金は大変だからこの地方の専門学校はどう?」とか子ども同士だったら納得することができるのではないかなと思います。少なくとも先生個人の意見より2人、3人、もっとたくさんのクラスのみんなで考えた答えの方がその子は納得できると思います。そしてその夢を持ってなかった子がそこへ進み、夢が変わったとて、戻れば頼れる仲間がいます。「経営について学びたいんだ、俺学んでるから教えてやるよ。」「ここは普通のとこより学費も安くそのことについて学べるよ。」と子ども対子どもの話し合いをしてきた集団ならば助け合えると私は信じています。仮に戻れなくても、たくさんの人と話し合う術を身につけてきた子ならその時頼れる人に頼ることができると思います

 

結局『学び合い』に落ち着いてしまいました。

でも、キャリア教育も『学び合い』の方がいい。ではありません。

子ども達の幸せを考えた時、このような現状があって、このような問題があるから『学び合い』がいい。なのです。

少しずつ自分が変わっていけているのかなと感じます。