よく「誰かのことを思いやった発言、言葉を使いましょう。」というのを聞きます。
たしかに言葉は時にどんな刃物より鋭い凶器になりえます。同時にメスのように上手に紡げば誰かを救うこともできるものです。そのことを考えたら誰かのことを想い、言葉を紡ぐことはとても大切で僕も大事にしたい願いのひとつです。
しかし私は同時に受け取る側も誰かのことを想っていなければならないと思うのです。
よくあるお話に「頑張れ。」って言うな。というお話があります。頑張ってる人にそれ以上頑なに糸を張れと言うなんてひどいというものです。
果たして本当に「頑張れ。」と声をかけた人は本当に頑なにこれ以上張っていけよ。という想いを込めてその人に「頑張れ。」と言っているのでしょうか。僕は違うと思います。
受け取る時にその人はどんな想いを持ってるのかなと考えること、その人の想いを掬うこと、僕はこれも大切にしていきたい願いのひとつです。