戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

次は。

次は1年生の担任です。

 

入学式にも参列しました。最初の学級開きがこんなにも緊張するなんて思いもしませんでした。廊下まで僕の学級開きを見る人でいっぱいでした。

 

とっても力のある先生方に囲まれての1年生です。学べるものは沢山学んで自分の糧にしていきたいです。

掃除。

分掌のひとつに更衣室掃除を任されました。

理由は男子で1番若いのが僕だからでした。

僕はすごくチャンスだと思いました。

掃除は教員としての技術が問われないからです。まだ僕では分からないことや手をつけられない仕事が山ほどあります。

少しでも自分に出来ることをコツコツとしていきたいです。

初日。

新年度の初日が終わりました。

 

2年目なのですが初日は分からないの連続でした。きっとこれからも分からないの連続なんだと思います。

 

ただ改めて実感したことは自分のすることはとてつもなく莫大な先生方の支えの元に成り立っているということです。

 

1年目に手を抜いた覚えはありませんがいつだろうが手を抜かずに仕事をしようと改めて感じました。それがきっと今一緒に働く先生方のためだけではなく、この先の入ってくる新しい先生方のためにもなると強く思ったそんな初日でした。

きづけば。②

人事等が分かり、明日には職員室の席も移動となります。

 

職員室を見渡せばたくさんの先生方にお世話になったことを改めて実感します。

 

どの言葉も僕にとっては大事な言葉で大切な糧です。

 

来年度からは2年目ということで今年度よりもすることが増えることもあると思います。

 

感謝の気持ちを忘れずに、そして1頂いたら相手のことを思って1+αを届けられるような、

謙虚に誠実に明日を迎えたいと思います。

気づけば。

気づいたら1年間が終わっていました。

全然覚悟の足りなかったブログですが今かかないとずっとこのままな気がしてこうしてかきはじめています。

 

修了式の日。子どもたちに通知表を配り終え、目の前に立ちました。

前の日、いやもっと前からずっとずっと考えていました。最後に子どもたちに何を伝えたらいいのかを。思いつかないのです。

 

伝えたいと思ったことは、伝えなければいけないことはその時の温度感で、でも冷静に伝え続けることが出来たのかなとまず自分を褒めたいなと思いました。

 

悩み抜いた僕は2つのことを伝えました。

1つ目にみんなの力で作り上げてきたクラスであること。2つ目にお礼です。

 

みんなの中にみんながこの先もずっとずっといるといいなと思いながらクラスをとじました。

 

職員室に戻るともう来年度の話が。

新しいクラスはどんなクラスだろうなあ。

アンケート。

ちょっと前ですが『学び合い』に対するアンケート結果が上がっているのを見ました。面白いなと思う反面、僕は取らないだろうなと思ってみていました。

 

(これは僕の意見なので誰かを傷つけてしまったらごめんなさい。)

 

アンケート取るのやめようと思った出来事がありました。

 

研究授業のためにアンケートを取らなければなりませんでした。その項目に算数は好きですか。という項目がありました。その結果を見てみるといつも算数満点みたいな子が「いいえ」をつけているのです。僕は驚愕しました。100点ばっかりなんだから好きに違いないと思っていたのです。

 

それ以降、算数の時間はその子は今日は楽しそうかなとその子を見るようになりました。

アンケートの結果を知ってしまったが故にその子に注視するようになってしまったのです。

 

算数が好きではないがいてもおかしくないはずなのに。

 

もちろん生徒指導の観点や児童の実態という意味で知っておいた方がいいことがあるのは重々承知です。

 

そしてこのようなアンケートをとっても全体を見るという視点を忘れなければ問題もないと思うのですが果たして算数でハッとしていた僕にそんな余裕はあるのか、。

 

『学び合い』だってどうやったってきっと全員がいいなんて思うことはないと思います。じゃない方がいい子の意見を聞いてもすることは変わりません。知ってしまったが故に「その子を!」ろ僕が思ってしまわないか。全員がいいって思わないから価値があるんだと思います。

 

知った方がいいことがあるのはもちろんのことですが知らなくても良いことがあるのだなと感じる僕でした。

 

 

腑に落ちる。

何かと最近、いわゆる生徒指導?をする場面があります。その子とお話する時にその子とどんな話をしようか考えています。

 

そんな時僕は大学院の授業で受けた「目的論」を思い出します。なにかの出来事に対して何故それをしたのかという「原因」を探すのではなく、それをどうしてしたいのかという「目的」を探し、その方法はどうだったのか考えるというのが僕の中での「目的論」の認識です。

 

この目的論でお話をしていて良かったと思うことが2つあります。

 

1つ目。目的の肯定から入ることが出来ること。

何かあった時大体のこども達はプラスな面での目的が多いです。ちょっとあの子と話したかったのような。その目的は否定されるものではないと感じるのでまず肯定することが出来ます。

 

2つ目。子ども達に選択肢を与えることが出来ることです。僕の中でここがすごく大きいです。それを達成するためにこの方法は間違ってた、ではどの方法が良かったのだろうと考える時間をとることができます。

 

これは大学院で学んだことです。多分大学院の時はこの授業が面白くて前のめりに聞いていた覚えがありますが実はここまで考えることが出来ていなかった気がします。現場に出て初めて結びついたことです。

 

大学院で学びが終わりなのではなく、ここからが学びなんだと改めて思い知らされました。