戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

サーカス。

最近サーカスを見てきました。初めてのサーカス見ていて開いた口が塞がりませんでした。常に鯉みたいにパクパクしてました。

 

そんなサーカスですが1番感動したのは空中ブランコでもジャグリングでも玉乗りでもありません。

 

僕ががいっちゃん感動したのはピエロです。

ピエロは道化師と漢字で書き、自分たちが笑われ者となって会場を盛り上げます。ピエロだねなんていう皮肉を込めた悪口をよくドラマや映画で見ます。

 

サーカスは基本的に三角のテントで行います。そこでは空中ブランコなどのテントの上で行う部門とライオンやジャグリングなどの下で行う部門の2つがあります。下で何か魅せている時、みんなの目線はその人たちに釘付けです。その間に上の人たちは準備をするのです。そして上の部が始まるとその間に下の準備をというようにサーカスは構成されていました。(そもそものサーカスのミスディレクションが上手すぎますね。)

 

しかしながら上部門よりも下部門が多いのがサーカスです。ゾウさんを空中に吊るしたりなんて出来ないですから。

では下から下への繋ぎの時サーカスは何をするのか、そこで登場するのはピエロです。ピエロが客席に寄って演技をするのです。その間に別の準備をします。

 

サーカスはすごい演技だけでは成り立たないのです。ピエロなしでは成り立たないのです。どんな人でも大事なその人にしかできない仕事があるんだと学びました。ピエロの人たちもそんな自分の役割を実はちゃんと分かっているんじゃないのかなと思います。とっても素敵だと思います。

 

笑われ者となろうとどんな些細なことでもどんな馬鹿なことでも自分に出来る仕事は真剣にこなしていこうと思いました。ピエロみたいにね。

 

 

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