戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

気楽に。

本屋さんに寄ってフラフラしてると藤子・F・不二雄の短編集が。なんとなく気になったので手に取ってみました。

 

その中に『気楽に殺ろうよ』という作品があります。食欲と性欲(羞恥心)が逆転したら、倫理観が今と逆転していたら、というお話です。

 

とっても狂気的だなと思った反面、これって今もある光景だなと思いました。この光景が今ある訳ではありません。当たり前を受け入れているところが今も当てはまるなと感じたのです。ただ当たり前に受け入れているものが実は身の回りに沢山あるなと思います。僕も大学院に行くまではきっとただ色々なものを受け入れてそれが普通だと思っていました。普通ってなんだろうって話ですが。

 

この物語の主人公は「なぜ」を問わなかったこと、そして1人の人にしか相談していないことがバッドエンドに向かったのではないかなと思います。

 

「なぜ」をこれからも問い直して行きたいと強く感じました。