戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

上越『学び合い』の会。

昨日は上越『学び合い』の会でした。

 

新年度一発目と言うことでテーマは

「授業内における人間関係づくり=『学び合い』」というものでした。

 

最近の上越の会では現場の先生方のみならず、専門学校の先生や保護者の方、大学生など幅広いジャンルの方が参加してくださり、自分にはない発想や考え方がたくさん出てきて学ぶことだらけです。

 

印象的だったのは保護者の方に今の先生方は人間味を帯びてないと言われたことです。

意図を聞いてみると、今の学校現場にはたくさんの決まり事があり、子ども達だけでなく、学校の先生方も窮屈な思いをしているのではないかと言ったお話でした。

 

例として校則が出てきました。校則もガチガチに決まっていて、それがなんであるかもわからずに、ただ理由をかこつけて子ども達に伝えているのではないかと。結果としてそんな自分の気持ちにもないことを言っていて子ども達との信頼関係を築けるのかとおっしゃってました。

 

学校で先生の授業を受けているわけでもない保護者の方がここまで気づいているのです。

 

自分が教員になった時には嘘をつかない、非を認めることを大切に誠実にいたいと感じました。

 

 

 

春の匂い。

昨日、学校を出ると風が吹いていました。

雨が降り始めていたため、少し雨の匂いもしながらも春の匂いがしました。

今までは冬と春が混じった匂いだったなと感じます。

 

春らしいものはたくさんみてきました。

入学式で新入生を見たり、高田公園の夜桜をみたりしてきました。

全部春を感じます。でも身体で春を感じたのは昨日だったかなと。

 

そんな感動を一緒にいた友達にふと話してみると

「俺もおんなじこと思った!」と言っていました。

 

夏の匂いはいつ来るでしょうか。

上越で感じる最後の夏の匂いかもしれません。

楽しみと寂しさが一緒にやってきました。

なぜこの講演をするのか。

5月15日にご縁があって講演を開くことになりました。

たくさんの方々に支えられ、このような場ができたことを改めてお礼申し上げます。

 

【みんなと考えるこんな教師になりたい講座】という講演です。

きっと僕は講演という名前がつきながらほぼ僕が話す時間は少ないと思います。

zoomなのでブレイクアウトルームでの話し合いを多く取る予定です。

どのような目的でこのような講演をするのかを読んでくれてる人に伝えたいと思い、ブログを書いています。

大きく分けて2つあります。

 

①願いを子ども達に伝えられるようになって欲しい。

前回ブログにも書きましたが、初任者研修に参加してる先生方がどのような子ども達に育って欲しいか、どのような先生になりたいかを話すことのできない現状があるということを聞きました。私は子ども達に自分の願いは伝えるべきだと思います。夢をみんなに話せる大人でありたいと願います。子ども達にとって教師は大人の見本です。願いや想い、夢を伝えることができなくてそんな大人になりたいと子ども達は思うのでしょうか。

なぜ伝えることができないのかを考えた時、次の目的が見えてきました。

 

②その願いを叶えるための「何か」を得てほしい。

伝えることのできない理由の大きな要因はその願いを実現するための方法や考え方などの「何か」が具体的に思いつかないからなのではないかなと考えました。願いや思いを持っていてそれを叶えるための方法が自分の中にはあります。しかしこの方法が全ての人の願いを実現するためのものになり得るかは分かりません。先生になりたいと考えている方は少なくとも子ども達にとってプラスの何かを与えたいと、願う先は子ども達の幸せであると思います。方法は違えどその願いを叶えてほしいと感じています。そこでブレイクアウトルームでの対話を通して、たくさんの価値観に触れ、新しい「何か」を手に入れて欲しいと願っています。それが一欠片だとしても。そのため、僕が話す時間よりもブレイクアウトルームの時間を多く設けました。

 

以上が僕が講演のお話をいただいて、考え、作った講演です。

僕自身も皆さんのお話を聞いて少しでも自分にプラスαしていきたいと考えています。

より多くの方に参加していただけたらなと心から思います。

よろしくお願いします。🙇‍♀️

 

下にあるのが参加フォームです。↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe-tG6wiwLZrvniXnejCNz8jwvNARGo5mKr44XkwHlfjoVDLg/viewform

 

 

PC。

学校内でコロナが出たため、今は学校に入ることができません。学校で友人と勉強していたため、早く学校行きたいなあと思う深夜です。


急に学校に入れなくなることが決まり、その時僕はバイト中だったため、友人に荷物を取ってきてもらうようにお願いしました。受け取ってから気づきました。パソコンを持ってきてもらうのをお願いするのを忘れたのです。


まあ来週までの辛抱だしいいでしょ。どんまい自分。と思っていた一昨日の僕を恨みます。

気づけば僕の生活の一部になっていたと言っても過言ではないくらいパソコンは必需品だったのです。


今日のゼミオンライン参加だったので急遽携帯で。しかし角度がとんでもなくイマイチでずっとカメラを切ってました。すぐに調べたいサイトがあっても携帯だと一苦労です。今のブログだって携帯で打ってますが不便すぎます。


今のタブレット等の進化は止まることを知りませんが、パソコンはまだまだ現役なのだなと感じました。

願い。

最近、教育委員会に所属している方とお話をさせていただく機会がありました。

 

そこで私が驚いたのは初任者研修に行き、そこの新任の先生方にどんな教師、どんな教育をしていきたいか聞くと答えらえない方がいるということです。

 

子ども達がよく見る大人というのは、親か教師ぐらいではないかと思います。

(塾や部活動の先生方、同い年の保護者の方々あげたらキリがないかもしれませんが大きく分けてお考えください。)

親や教師を見て子ども達は大人を学んでいくのです。その大人達が自分達の願いを話せなくていいのかなと思います。願いや夢を話せない、語れない大人を見て、子ども達が大人になりたいと思うでしょうか?

 

私は先生になりたいと思い、教育現場に来た方々というのは何かしらの願いを持っているのではないかなと信じています。現実は甘くないと言われるかもしれませんが、私は子ども達に願いを語れる教師でありたいと思います。

 

 

好きなバンド。

僕は日本のロックバンドが大好きです。

中でもTHE ORAL CIGARETTESというバンドが好きです。

2019年9月14日に行われたライブを僕は今でも忘れられません。

 

ボーカルが言ってました。

「誰よりも絶望が欲しい、苦しみが欲しい、みんなに寄り添えるように。」

 

このバンドはずっと人間の闇や負の感情を歌い続けてきてくれています。

僕が抱いている負の感情だったりを歌ってくれていると思うから僕はこのバンドに救われているのだなと感じています。

 

しかし、彼らが直接僕の隣に来て、寄り添ってくれ、救ってくれている訳ではありません。

全ての人には寄り添うことができないですから。

彼らは「歌」を介して、僕らに寄り添ってくれているのです。

 

僕も教員になった時、きっと出会う全ての子どもたちに隣に座り、寄り添うことはできないです。

 

子どもたちに「仲間」を与えること、それがきっと僕の寄り添っていくスタイルになると思います。

自分が後輩を守り、情報を発信し続けていく意味。

今日はオープンゼミを行いました。

 

そこでは「富の未来」を読んで考えたことを質問しました。

先進的な経済には先進的な社会が必要であるとトフラーは述べています。今現在の教育現場を考えると先進的なことを考えているが、それに伴った法や制度が充実していないのではないのかなと感じました。そんな中、自分には何ができるのかといった質問をしました。

 

西川先生は言いました。全ての人が先進的なことを考えることはできない。しかしわかってくれる人はいる。そして全体の16%の人がわかってくれた時にパンデミックは起きると。わかってくれる人にアプローチを続け、16%を超えたら良いといっていました。

 

もう既に僕の解釈は間違っているかもしれません。しかしながら僕はこのように理解し、そしてふと今日計算してみました。

※ここからの計算理論はとんでもなくあり得ない状況を仮定したものであること、自分の解釈で話を続けていることを理解してください。すみません。

 

令和2年度の段階で大体教員は約2000000人いるというデータが出ています。

 

この中の16%ということは320000人です。この人数が何か行動を動かした時に、残りの1680000人の人にも広がっていくということです。私一人が何かをし続け、一日一人に影響を与えることができたとすると僕の願い通りのパンデミックを起こすためには876年の月日がかかるそうです。人生を10周しても無理です。夢物語です。

 

西川研究室には今現在10人います。ということは10人が一日一人に影響を与え続けたとするとパンデミックを起こすのに87年かかることになります。まだまだ僕が生きているうちには難しいですね。笑

 

西川研究室にもし10人新しい新入生が入り、一日一人に影響を与えて行ったらパンデミックを起こすには43年かかることになります。一気に現実味を増してきました。

 

さらに来年西川研究室に10人入ったら、20年間でパンデミックを起こすことができます。もはやこれは夢物語ではなくなってきているのではないかなと感じます。

 

この計算がいろいろな事情を無視していることは重々承知です。プラスの面もマイナスの面も。ここではプラスの面だけをみて考えます。この計算は新しく入った新入生だけで計算をしていますが、実際は20人で計算、30人で計算することが可能です。また影響を与えた人が他の人に影響を与えることは無視しています。影響を受けてくれた方が他の人に影響を与えることだって十分にあり得ます。マイナスの分を差し引いてもこのままで行けば20年かからずともパンデミックを起こすことができるのはないでしょうか。

 

何回も言いますがこれが自分の思い通りに計算しているのは承知の上です。しかしながら一日一人に影響を与えることができる可能性を少しでも上げるために、情報を発信し続けていくことは大きな意味があるということを僕は確信を持ちました。

 

今日のオープンゼミでは19人の参加がありました。嬉しい限りです。僕がその後輩を守ることは、後輩のためになり、結果として自分の願いを実現するための一歩になり得るはずです。計算上10人でしましたが5人であった場合パンデミックは遠くなります。

 

そしてもう一つ僕が確信したことがあります。それは僕が日本の教育を変えることはできないけど、僕たちなら日本の教育を変える可能性があるということです。無理ではありません。

 

一歩ずつ歩みを止めずに、後輩たちを守りながら、精進していきたいと感じました。