よく西川研究室は宗教みたいだと言われます。
自分自身そう思わないのは、僕が所属しているからでしょうか。笑
確かに西川先生はセオリー通りに僕たちの質問を答え、その答えを聞き、僕たちはセオリーを学んでいきます。結果そのセオリー通りに考え始めるようになります。
しかし西川先生がこう考えるからこうすべきだとか西川先生はこう言ってるからという思考は危ういのかなと最近感じます。このように考えていたらオリジナルを超えることはできないと思います。それに先生好みの研究や本を書くのが僕たちのすべきこと、目標ではありません。
それは外れたことをしていればいいというわけではありません。
自分の考えはセオリーから外れていないか、セオリーから外れていたとしてもそれは社会的に有効であるのか、自分だけでは判断できません。だからこそ僕は多種で多様な人たちとの繋がりに対して誠実に生き、その繋がりと議論することが大事になってくるのだと感じます。
『学び合い』だって一緒です。私はこれを信じてはいるけどこれが完全無欠なわけではありません。だからこそ僕はゼミ以外の人とも繋がり、これからも議論していくべきだと感じます。
ゼミに入り、もう一年が経ちます。
表層模倣の自分でしたが段々と深層模倣ができるようになってきているのかなと。
自戒を込めて、誰かがこう言ってるからから、僕達がこう思うからへと変わっていきます。