戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

60%と1550円。

財布を落とした時に戻ってくる確率だそうです。

 

他国に比べて日本は高いそうですがそれでも半分くらいです。落としてしまったらにぶいちなのです。しかもこれは財布が返ってくる確率で中身が無事かは入っていません。

 

子ども達に落としたものが返ってくる世界と落し物はそのままだったり盗られたりする世界どっちがいいですかと聞くと前者といいます。前者を望むのであれば自分が落し物を見かけたりした時に自分はどうしますか。と問いかけました。

 

最近教室では落し物が踏まれてたり、落ちていても自分のじゃないからといったりする場面をよくみかけます。

 

そしてタイトルの1550円は鉛筆1本を50円とした時のクラスの落し物ボックスにある鉛筆の総額です。31本。

 

もし前者のような世界を望むのであればまずこの教室から学校から始めてみませんか。と伝えました。

 

教室がいつもより落ちてるものが少ない気がしました。

才能って。?

ふらっとご飯を食べながら動画を見ていると

「天才の定義ってなんですか。」

「優しさ。」

と即答している動画を見ました。

それ以上そのことについて動画内で触れることはなかったのですがなるほど。と思ってしました。

 

ちょっと僕の中で咀嚼した後の出した答えは才能って優しさだろうなと思いました。

 

人にはそれぞれ得意不得意があります。その中にも努力をして得意になった人、努力をしなくたって元からできちゃう人、色々な人がいます。それを才能と呼ぶのであればその才能と一緒に仕事したいと思えなかったら持っていても意味がなくなってしまうのでないかと思いました。

 

その才能と一緒に働きたい、一緒にいたいと思えた時に初めて輝くものだと思います。宝石もただ1人でキラキラしていても意味がありません。誰かがそのキラキラを認めてくれて初めて価値があるのだなと思いました。

横の繋がり。

先輩後輩を縦の繋がりとするのであれば同級生や自分の仲間は横の繋がりとよく表現されます。

 

親友と話していると横の繋がりで自分の価値があるっていう感覚が手に入ることもあると思うけど愛着障害とかの子が親からの愛情を欲しいと思っていたら横の繋がりで治るのかというお話が出ました。

 

出た答えはないよりもマシということです。

 

その子のことを変えることも僕達からその子が欲しかったものをあげることはできません。現場に出てより強く感じました。というよりもその子のことを変えることを考え、行動に移すと自分や自分の大切な人、自分の周りの方の幸せを壊してしまうかもしれないという想像が安易にできたという感じです。

 

与えられるのであれば受け取るかは別としてできることをし続けたいと思います。

いーやーさーさー。

運動会が終わりました。

 

初めて運営側の運動会でした。子どもの頃はただ走って引いて投げてただけでしたがたくさんの準備と話し合い、そして子ども達があって成り立つものなんだなあと実感しました。戸惑うこともありましたし反省も沢山ありますがまず支えてくださった方々に感謝をもってこれからも真剣に働こうと思います。

 

子どもたちの表現は感動しました。自分のクラスバカなので真剣に踊っている姿に目が潤んでしまいました。同時に担当学年じゃないのに一生懸命な姿に気づいたら手を握りしめてました。「がんばれー」って感じで。

 

勝ち負けにこだわり、負けた勝ったが飛び交う部分もありましたが一生懸命共に乗り切ったということが財産になれば良いなと思います。

 

そんな感動(を勝手にしていた)運動会が終わって教室に戻ると待ち時間が多いから運動会は疲れた、綱引きは盛り上がりに欠けるから面白くないつまんない、綱引きより走りたいと運動会への不満が爆発してました。他の学年の先生方や放送塔にいた子ども達からは綱引きいい勝負でハラハラした、かっこよかったと盛り上がっていたのですが。

 

変えられないもの、変えるのに労力を割くものに対して不満や苛立ちをぶつけることが最近多くなってきたように感じてます。変えることができるものにも変えようとするのではなくてただ負の思いを伝えるだけになっているなあと。

「何をするか」ではなくて

「なんでするか」「誰とするか」

をこれからも伝えていきたいと思います。

届く子に届くように。

 

 

運動会。

明日は運動会です。

コロナ明けで4年生にとっても初めてのことも多い運動会となりそうです。

「勝ち負けはこの先の幸せには影響しないけど、ここで仲間と真剣に運動会を乗り越えられたら将来振り返った時に幸せに影響するかもしれない、僕はそう思います。」と伝えました。

真剣なことはかっこいいことだと分かってる人がたくさんいます。練習のダンスを見ていれば分かります。

明日の運動会、分からないことだらけかもしれないけど素敵で尊敬してる先生方と共に真剣に臨みたいと思います。

画像は自己満でしかないですが黒板に絵を描いてみました。

最近。

算数が苦手な子がクラスにいます。誰にだって得意不得意があるのでなんの問題もないです。

 

その子が今日ふらっと僕のところに現れて

「最近の算数は好き。」と言ってきました。

 

「それは今の勉強してるところが簡単だから好きなの?」と聞くと「それもあるけど。。。」と悩んでどっか行ってしまいました。

 

普段からとても優しい子です。算数の時間、その子の周りに人がいないことはほぼありません。いつも誰かがいます。見捨てないってクラスになっているのが嬉しかったし普段の自分の行いは誰かが見ているんだろうなと思いました。

しなやかに。

先日、所属していたゼミの越後『学び合い』の会に参加しました。

 

そこではありがたいことに初任者として少しですが登壇させていただく機会をもらいました。

 

内容は初任者の悩み。僕は自分の柱が揺らぐことがある。という悩みを話させて頂きました。真剣に悩みを聞いてくれる参加者の皆さん本当にありがとうございました。

 

参加者の方から柱は揺らいだ時があってもいいんじゃないかと言うお話を頂きました。硬すぎる柱は強いものが来た時に折れてしまうけど竹のようにしなやかな柱は中々折れない。

 

初任者だからなんて甘えるつもりはありませんが初めての現場で見るもの聞くものに悩むのはあって当然なのかなと思います。一緒に登壇した初任者も一緒で。その時にもう一度柱を見直せるか、そのしなやかさが大切なんだろうなと思いました。まさに自己更新、自己研鑽です。自分にはこれが全て!でなくて自分の中で折り合いをつけること。ウォームハートクールブレインもより一層腑に落ちたような気がします。

 

そして同時にゼミで死ぬほど言われた長いスパンで考える。ゼミにいる時は分かっていたつもりです。でも実際に渦中にはいると見えなくなるものです。その時、掬いだしてくれるのは仲間なのだろうなと実感しました。しかも多様で多数の仲間。きっと同じ渦中んl初任者同士で話してるだけだったらもしかしたら辿り着けなかったかもしれない、辿り着けてもとんでもない遠回りをしていたかもしれない。遠回りが悪い訳じゃないですが。

 

なんだか自分の価値観を見直すそんな時間となりました。ありがとうございました。