戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

教え子バカ。?

今日は学級目標を作りました。

 

子どもたちには自分たちが1年間どんなクラスにしたいか、みんなが達成する目標だよという話をしました。だからみんなに決めて欲しいと思い切ってみんなに任せてみました。みんなで決定するという意識を持って欲しかった、みんなに決定権があるということを知って欲しかったからです。

まだ会って3日目。どんな話し合いをするのか見てみたかったというところもあります。

 

とても素晴らしい話し合いでした。

話し合いの中で反対意見という言葉が出ました。正直なところ僕は反対という言葉があまり好きではありませんでした。反対ってなんか強そうなイメージがあるからです。でも反対意見をあげる時ただ反対するだけではありませんでした。「このAはBにも含まれていると思うからBという言葉でまとめちゃってもいいんじゃないかなと思いました。」というように自分はこう思いますと代替案をつけての意見でした。なるほど。子どもたちはそうやって話し合いができるんだなと呆気に取られ、気づいたら僕の中での反対という言葉の意味がちょっと変わりました。

 

また色んなキーワードが出て長くなりそうになった時には「目標は長ければいいってわけじゃない気がするからもうちょっと短くした方がいいと思う。」というように目標をあえて短くするという意見も出ました。子どもたちよ、先生は目標は長すぎても良くないということを大学院で学んだよ。とどこまでも関心させてもらえるような話し合いでした。

 

在り来りな言葉な目標かもしれませんが子どもたちが考え、またその達成のためにこういうことができるかもしれないという話し合いまでありました。きっと子どもたちにとって素敵な目標になったのではないかなと思います。

 

子どもたちの話し合いからも僕は学ばせてもらったし、子どもたちってどこまでも優秀なのだなと思いました。良いところしか見えてないのは3日目にして教え子が可愛いというある意味甘いところかもしれませんが、まだ先は長いです。いい所もなおしたいなと思うところも子どもたちが気づいていけたらいいなと思います。