戸田の内緒話。

自分の日常で思ったこと、感じたことをつらつらとひっそり書きます。

模擬授業。

体育の模擬授業があり、その反省会を担当の先生としてきました。

 

その中でスポーツが苦手な子でも進んで体育に参加できるように、コートを小さくしたり、柔らかいボールを使うといった外的なものへのアプローチではなく、子ども達の内面にもアプローチをしていくというお話がありました。

 

そのアプローチを「内的簡易化」というそうです。体育でのスポーツにおいて何を簡易化するのかというとそのスポーツでの「役割」とのことです。子どもにそのスポーツのポジションの役割を与え、限定することで、その役割を全うし、またそこからどんどんできることが広がっていくということでした。

 

正直いって教師が限定することにとても違和感を覚えましたが、ただ模擬授業のとき、そのスポーツの説明がとてつもなく難しかったことを踏まえると簡易化した役割を与えるということは何かうまく自分の中に落ちてきました。体育で身につける知識・技能に関しては。

 

このエビデンスをもとに副教材?的なのをクラスルームなり本棚に入れておくことはいいことなのかなと思いました。

 

大学院で学ぶことは自分の軸のことだけではありません。学んだことを子ども達に強制するのではなく、子ども達が選択できるようにする、その選択肢の幅が自分の学んだものの多さと直結するのではないかと思いました。